【FF-TCG】MASTERS兵庫予選で使ったデッキ
2012年5月5日 デッキレシピ(FFTCG)この記事ではデッキの解説をします。
あしあとを見たらMTG勢の方も見て頂いてるようなので、出来るだけ分かりやすく書こうと思いますw
まずはレシピから。
デッキ名:Let’s go!! デスティン
フォーマット:Chapter V限定構築
19 フォワード
3 Sリルム
3 Uシャドウ
2 Rゴゴ
3 Sエドガー
2 クリルラ
2 Rシャドウ
2 マート
2 Rストラゴス
17 バックアップ
2 魔人
2 デスティン
3 話術士(女)
3 星の神子
2 トリオン
2 ピエージェ
3 アリア
8 召喚獣
2 コヨコヨ
3 リヴァイアサン
3 ライディーン
6 モンスター
2 グリーンドラゴン
3 ドラゴン
1 ベヒーモス
公式カードリストはこちら↓
雷 http://www.square-enix-shop.com/jp/ff-tcg/card/thunder5.html
水 http://www.square-enix-shop.com/jp/ff-tcg/card/aqua5.html
光 http://www.square-enix-shop.com/jp/ff-tcg/card/shine5.html
FF-TCGには他の属性よりも優れたパフォーマンスの光・闇属性のカードが存在します。
ただし、これらのカードは基本的に自分の場に1種類1枚しか存在出来ません。
そのためデッキに入れすぎると腐りやすいです。
限定構築では現時点で光・闇属性あわせて10種類あるのですが、その中から《星の神子》を選択しました。
このカードはMTG的に一言で説明すると「自分のクリーチャーはクリーチャーと土地に対する呪禁を得る」みたいな感じの土地です。
(FF-TCGではクリーチャーはフォワード、土地はバックアップ、インスタントは召喚獣、アーティファクト・エンチャントはモンスターと呼んでいます。)
こんなふざけた効果のバックアップがあるくらいですので、相手が使ってくるバックアップにもふざけた効果がついています。
例えば、《アジドマルジド》(CIPで10000ダメージ、大体致死ダメージ)、《モーグリ1組》(CIPで1ターンブロック不可)などです。
さらにフォワードまで視野を広げると、特に火属性に強い能力持ちのカードが多いです。
火属性はその他のカードも優秀なものが多く使用率が高いことが予想されたので、それをメタれる《星の神子》の採用をまず考えました。
他の属性に対しても使用率が高いと予想される《Rシャドウ》や《Rストラゴス》などに対して効果を発揮するため、特に腐るというわけではありません。
しかし、《星の神子》を採用することには2つ問題があります。
除去を受けて退場しやすいフォワードに比べて、バックアップはとても場持ちがよいです。
これは裏を返せば2枚目以降が手札に腐りやすくなってしまうということです。
つまり、2枚目以降を何らかの方法で処理できないとディスアドバンテージを負ってしまうということになります。
もう1つの問題は、光属性(無色マナ)しか生み出せないバックアップであるということ。
バックアップは自分の場に5枚までしか置けないというルールがあるので、そのうちの1つが光属性というのは意外とデッキの動きを阻害しやすいです。
1つ目の問題を解決するために《コヨコヨ》、2つ目の問題のためには《ピエージェ》に目を付けました。
《コヨコヨ》は手札を1枚捨てて2枚ドローの召喚獣で、見ての通り簡単に《星の神子》を処理することが出来ます。
このカードにはEXバースト(ダメージゾーンに落ちた時に使用できる効果)が付いているので手札の期待値向上にも貢献できます。
《ピエージェ》は場に出た時に《トリオン》か《クリルラ》をサーチして手札に加えることが出来る水属性のバックアップです。
サーチ対象の《トリオン》は雷属性であるため《ピエージェ》さえ引ければ水・雷のバックアップが揃うことが確定し、バックアップの色を安定させることが出来ます。
しかも1ターン目にバックアップを《星の神子》しか出せていない場合でも、手札から水属性のコストを捨てることで実質1コストで展開出来ます。
また、既に《トリオン》ないし雷属性のバックアップがある時でも優秀なフォワードの《クリルラ》をサーチ出来るので無駄になることがありません。
これらのことを考え、デッキの属性は水雷ということが決まりました。
この属性を使うからには、スタンダードでも猛威を振るう《リルム》+《ドラゴン》コンボを使うことは確定です。
《ドラゴン》は4コスト以下のフォワードを破壊する効果のモンスターなので、《リルム》によるモンスターの使い回しで相手の4コスト以下に人権をなくすというコンボです。
さて、ここからは上記で触れていないカードを見ていきます。
《Uシャドウ》
《Rシャドウ》
この環境の雷属性の嗜みといってもいいレベルの強力カードです。
一応《Rシャドウ》の能力で《星の神子》が使えるので、そこも噛み合いがよいです。
《Rゴゴ》
細かいコンバットトリックがそれなりにあるため、標準サイズのボディを評価して採用しました。
《グリーンドラゴン》と組み合わせてパワー9000に睨みをきかせたり、適当な焼きカードと組み合わせたり出来ます。
《Sエドガー》
細かい焼きカードとの相性と、Sアビリティの汎用性から採用です。
しかし相手も《星の神子》を使っていることが多く、まったく活躍しなかったです。
リストラ候補。
《マート》
パワー9000の偉大さたるや。
デッキにそれなりにEXバーストがあるため、その期待値をさらに高める働きもします。
《Rストラゴス》
このカードも《Sエドガー》と同様に《星の神子》で腐ってしまいますが、それでも《ドラゴン》で対処しづらい5コスト以上をバウンスしてテンポが取れるため強いです。
《魔人》
単体で多くの2コストのフォワードに対処出来たり、詰める段階で活躍したりするナイス焼きカードです。
増やしてもいいかも知れませんが、スペースの関係と相手の《星の神子》を考えて2枚です。
《デスティン》
デッキ名にもなっている、このデッキの縁の下の力持ち的な存在です。
効果は《ピエージェ》と《トリオン》と(デッキには入ってないけど《クレーディ》)のコストを1軽減するというものになります。
1ターン目に《話術士》と《デスティン》、2ターン目に《ピエージェ》で《トリオン》サーチという動きはこのデッキのブン回りパターンです。
《話術士(女)》
《トリオン》とのコンボ用です。
前述の通り、《トリオン》は高確率で出せるので腐ることがありません。
《アリア》
EXバーストを評価して採用です。
《リヴァイアサン》
《ドラゴン》で対処しづらい5コスト以上の対策として。
もちろんEXバーストも有用です。
《ライディーン》
アドヴァンテージが稼ぎやすいデッキであるため割と簡単に打てますし、打ったら勝ちます。
《Rシャドウ》の弾としても優秀です。
《グリーンドラゴン》
2コスト4000のフォワードに対する除去や、パワーラインの誤魔化しに使います。
一応、《リルム》と組み合わせると8000まで除去出来たりもします。
《ベヒーモス》
モンスターといいつつ、実質フォワードです。
パワーが高いフォワードとも相打ちしやすく、除去も当たりにくいので安定感があります。
今回は1枚しか入っていませんが、もっと増やしておけばよかったと思うレベルの強さでした。
以上です。
まとめると、《星の神子》をキーカードとして相性のよいカードから構築していった感じになります。
このカードにはそうするだけの価値があるという考えは間違っていなかったと思うので、今後もこの環境ではよく見るカードになるのではないでしょうか。
あしあとを見たらMTG勢の方も見て頂いてるようなので、出来るだけ分かりやすく書こうと思いますw
まずはレシピから。
デッキ名:Let’s go!! デスティン
フォーマット:Chapter V限定構築
19 フォワード
3 Sリルム
3 Uシャドウ
2 Rゴゴ
3 Sエドガー
2 クリルラ
2 Rシャドウ
2 マート
2 Rストラゴス
17 バックアップ
2 魔人
2 デスティン
3 話術士(女)
3 星の神子
2 トリオン
2 ピエージェ
3 アリア
8 召喚獣
2 コヨコヨ
3 リヴァイアサン
3 ライディーン
6 モンスター
2 グリーンドラゴン
3 ドラゴン
1 ベヒーモス
公式カードリストはこちら↓
雷 http://www.square-enix-shop.com/jp/ff-tcg/card/thunder5.html
水 http://www.square-enix-shop.com/jp/ff-tcg/card/aqua5.html
光 http://www.square-enix-shop.com/jp/ff-tcg/card/shine5.html
FF-TCGには他の属性よりも優れたパフォーマンスの光・闇属性のカードが存在します。
ただし、これらのカードは基本的に自分の場に1種類1枚しか存在出来ません。
そのためデッキに入れすぎると腐りやすいです。
限定構築では現時点で光・闇属性あわせて10種類あるのですが、その中から《星の神子》を選択しました。
このカードはMTG的に一言で説明すると「自分のクリーチャーはクリーチャーと土地に対する呪禁を得る」みたいな感じの土地です。
(FF-TCGではクリーチャーはフォワード、土地はバックアップ、インスタントは召喚獣、アーティファクト・エンチャントはモンスターと呼んでいます。)
こんなふざけた効果のバックアップがあるくらいですので、相手が使ってくるバックアップにもふざけた効果がついています。
例えば、《アジドマルジド》(CIPで10000ダメージ、大体致死ダメージ)、《モーグリ1組》(CIPで1ターンブロック不可)などです。
さらにフォワードまで視野を広げると、特に火属性に強い能力持ちのカードが多いです。
火属性はその他のカードも優秀なものが多く使用率が高いことが予想されたので、それをメタれる《星の神子》の採用をまず考えました。
他の属性に対しても使用率が高いと予想される《Rシャドウ》や《Rストラゴス》などに対して効果を発揮するため、特に腐るというわけではありません。
しかし、《星の神子》を採用することには2つ問題があります。
除去を受けて退場しやすいフォワードに比べて、バックアップはとても場持ちがよいです。
これは裏を返せば2枚目以降が手札に腐りやすくなってしまうということです。
つまり、2枚目以降を何らかの方法で処理できないとディスアドバンテージを負ってしまうということになります。
もう1つの問題は、光属性(無色マナ)しか生み出せないバックアップであるということ。
バックアップは自分の場に5枚までしか置けないというルールがあるので、そのうちの1つが光属性というのは意外とデッキの動きを阻害しやすいです。
1つ目の問題を解決するために《コヨコヨ》、2つ目の問題のためには《ピエージェ》に目を付けました。
《コヨコヨ》は手札を1枚捨てて2枚ドローの召喚獣で、見ての通り簡単に《星の神子》を処理することが出来ます。
このカードにはEXバースト(ダメージゾーンに落ちた時に使用できる効果)が付いているので手札の期待値向上にも貢献できます。
《ピエージェ》は場に出た時に《トリオン》か《クリルラ》をサーチして手札に加えることが出来る水属性のバックアップです。
サーチ対象の《トリオン》は雷属性であるため《ピエージェ》さえ引ければ水・雷のバックアップが揃うことが確定し、バックアップの色を安定させることが出来ます。
しかも1ターン目にバックアップを《星の神子》しか出せていない場合でも、手札から水属性のコストを捨てることで実質1コストで展開出来ます。
また、既に《トリオン》ないし雷属性のバックアップがある時でも優秀なフォワードの《クリルラ》をサーチ出来るので無駄になることがありません。
これらのことを考え、デッキの属性は水雷ということが決まりました。
この属性を使うからには、スタンダードでも猛威を振るう《リルム》+《ドラゴン》コンボを使うことは確定です。
《ドラゴン》は4コスト以下のフォワードを破壊する効果のモンスターなので、《リルム》によるモンスターの使い回しで相手の4コスト以下に人権をなくすというコンボです。
さて、ここからは上記で触れていないカードを見ていきます。
《Uシャドウ》
《Rシャドウ》
この環境の雷属性の嗜みといってもいいレベルの強力カードです。
一応《Rシャドウ》の能力で《星の神子》が使えるので、そこも噛み合いがよいです。
《Rゴゴ》
細かいコンバットトリックがそれなりにあるため、標準サイズのボディを評価して採用しました。
《グリーンドラゴン》と組み合わせてパワー9000に睨みをきかせたり、適当な焼きカードと組み合わせたり出来ます。
《Sエドガー》
細かい焼きカードとの相性と、Sアビリティの汎用性から採用です。
しかし相手も《星の神子》を使っていることが多く、まったく活躍しなかったです。
リストラ候補。
《マート》
パワー9000の偉大さたるや。
デッキにそれなりにEXバーストがあるため、その期待値をさらに高める働きもします。
《Rストラゴス》
このカードも《Sエドガー》と同様に《星の神子》で腐ってしまいますが、それでも《ドラゴン》で対処しづらい5コスト以上をバウンスしてテンポが取れるため強いです。
《魔人》
単体で多くの2コストのフォワードに対処出来たり、詰める段階で活躍したりするナイス焼きカードです。
増やしてもいいかも知れませんが、スペースの関係と相手の《星の神子》を考えて2枚です。
《デスティン》
デッキ名にもなっている、このデッキの縁の下の力持ち的な存在です。
効果は《ピエージェ》と《トリオン》と(デッキには入ってないけど《クレーディ》)のコストを1軽減するというものになります。
1ターン目に《話術士》と《デスティン》、2ターン目に《ピエージェ》で《トリオン》サーチという動きはこのデッキのブン回りパターンです。
《話術士(女)》
《トリオン》とのコンボ用です。
前述の通り、《トリオン》は高確率で出せるので腐ることがありません。
《アリア》
EXバーストを評価して採用です。
《リヴァイアサン》
《ドラゴン》で対処しづらい5コスト以上の対策として。
もちろんEXバーストも有用です。
《ライディーン》
アドヴァンテージが稼ぎやすいデッキであるため割と簡単に打てますし、打ったら勝ちます。
《Rシャドウ》の弾としても優秀です。
《グリーンドラゴン》
2コスト4000のフォワードに対する除去や、パワーラインの誤魔化しに使います。
一応、《リルム》と組み合わせると8000まで除去出来たりもします。
《ベヒーモス》
モンスターといいつつ、実質フォワードです。
パワーが高いフォワードとも相打ちしやすく、除去も当たりにくいので安定感があります。
今回は1枚しか入っていませんが、もっと増やしておけばよかったと思うレベルの強さでした。
以上です。
まとめると、《星の神子》をキーカードとして相性のよいカードから構築していった感じになります。
このカードにはそうするだけの価値があるという考えは間違っていなかったと思うので、今後もこの環境ではよく見るカードになるのではないでしょうか。
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