SCGOで入賞していたので、久しぶりにReanimatorのレシピ考察をしてみます。
せっかく《グリセルブランド/Griselbrand》も入ってますしね。



Deck by Dustin Sendejas
16th place at a StarCityGames.com Legacy Open tournament in Nashville, Tennessee, United States on 2012-05-27

7 Creatures
1 《鋼の風のスフィンクス/Sphinx of the Steel Wind(ARB)》
1 《絶望の天使/Angel of Despair(GPT)》
1 《浄火の大天使/Empyrial Archangel(ALA)》
1 《大修道士、エリシュ・ノーン/Elesh Norn, Grand Cenobite(NPH)》
1 《グリセルブランド/Griselbrand(AVR)》
1 《エメリアの盾、イオナ/Iona, Shield of Emeria(ZEN)》
1 《核の占い師、ジン=ギタクシアス/Jin-Gitaxias, Core Augur(NPH)》

35 Spells
2 《動く死体/Animate Dead》
4 《渦まく知識/Brainstorm》
3 《目くらまし/Daze(NEM)》
4 《納墓/Entomb(ODY)》
4 《Force of Will(ALL)》
4 《入念な研究/Careful Study(ODY)》
3 《死体発掘/Exhume(USG)》
4 《思案/Ponder》
4 《再活性/Reanimate(TMP)》
3 《思考囲い/Thoughtseize(LRW)》

18 Lands
4 《島/Island》
2 《沼/Swamp》
4 《湿地の干潟/Marsh Flats(ZEN)》
4 《汚染された三角州/Polluted Delta(ONS)》
4 《Underground Sea》

Sideboard:
3 《真髄の針/Pithing Needle》
1 《墨溜まりのリバイアサン/Inkwell Leviathan(CON)》
1 《魅力的な執政官/Blazing Archon(RAV)》
3 《残響する真実/Echoing Truth(DST)》
3 《強迫/Duress》
4 《実物提示教育/Show and Tell(USG)》



☆基本構造
土地18枚、《思案/Ponder》多め、サイドに《実物提示教育/Show and Tell》はかなりサイド後のショーテルプランを意識した構成です。
墓地対策はスペル、置物と多様化しているため、アプローチとしてはいいと思います。
そのかわり、釣るターンが釣竿多めの構成よりも遅くなりがちで、メインの詰み率(うわー《漁る軟泥/Scavenging Ooze》出ちゃったー、等)がちょっと高いです。



☆ファッティの選択
・メイン
1 《鋼の風のスフィンクス/Sphinx of the Steel Wind(ARB)》
1 《絶望の天使/Angel of Despair(GPT)》
1 《浄火の大天使/Empyrial Archangel(ALA)》
1 《大修道士、エリシュ・ノーン/Elesh Norn, Grand Cenobite(NPH)》
1 《グリセルブランド/Griselbrand(AVR)》
1 《エメリアの盾、イオナ/Iona, Shield of Emeria(ZEN)》
1 《核の占い師、ジン=ギタクシアス/Jin-Gitaxias, Core Augur(NPH)》

・サイド
1 《墨溜まりのリバイアサン/Inkwell Leviathan(CON)》
1 《魅力的な執政官/Blazing Archon(RAV)》

一時期はコンボデッキ・単色デッキが少なかったため《エメリアの盾、イオナ/Iona, Shield of Emeria》がメインから抜けていましたが、再びメインに採用すべきメタゲームになっています。
この構成で気になる点は被覆持ちが2種類2枚も入っている点で、《瞬唱の魔道士/Snapcaster Mage》でピン除去を使い回すコントロールが減っているのに多すぎると感じました。
その他は特に説明不要なオーソドックスな面々です。
ただ、《グリセルブランド/Griselbrand》は最強にして最凶なのでたくさん積んだほうがいいでしょう。
特にこのレシピの場合はせっかくショーテルプランがあるので、場に出て嬉しいクリーチャーは多い方が好ましいです。



☆ディスラプション
《Force of Will》、《目くらまし/Daze》、《思考囲い/Thoughtseize》合わせて10枚は安定の枚数です。
《思考囲い/Thoughtseize》は環境に《誤った指図/Misdirection》が増えてきている点が厳しいですので、他に代替案があれば変えたいところだと思います。
しかしやはり手札が見られるハンデスは強いので、現状ではサイド後に《強迫/Duress》に差し替えるのがよいです。



☆感想
正直、これまでのReanimatorに《グリセルブランド/Griselbrand》を入れてみましたってだけのレシピに見えます。
ただ、サイド後の《実物提示教育/Show and Tell》+《グリセルブランド/Griselbrand》が強いのはSnTの流行からも明らかだと思うので、そういう構築にしてみるのはいいと思います。
・・・それって最初からSnTじゃダメなの?っていうのはなしでお願いします\(^o^)/

コメント

ミルミル
2012年5月28日23:47

>・・・それって最初からSnTじゃダメなの?っていうのはなしでお願いします\(^o^)/
SCG見る限りSnTは高まってるけど、リアニは・・・・

mitsui
2012年5月29日0:07

> ミルミルさん
SnTが高まることで、コンボに勝てるコンボことReanimatorが勝ちやすくなるのです(キリッ

-
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2012年5月29日15:22

>グリセルはたくさん積んだ方が
サイドも含めて全部1枚ずつなところからして、
外科的摘出でライブラリー内の生物が減って、
入念な研究がゲームが進むと弱くなるのを嫌っているのだと思います。
俺も同じ考えで、黒赤リアニで、ジン2枚(当時はこいつが最強だったのでやむなし)
以外はサイドも含めて全て1枚にしていました。
ジンの代役でもあり、スフィンクスの代役でもある、
グリセルブランドのおかげで全て1枚にできるようになりました。
……まあ今外科的摘出減ってますけどねw

mitsui
2012年5月29日19:56

> -さん
なるほど、《外科的摘出/Surgical Extraction》を嫌った構築にしていると考えると不可解な点も納得できますね。
黒赤リアニは組んだことがないので分かりませんが、UB Reanimatorの場合は基本的に《外科的摘出/Surgical Extraction》は打たせないプレイが正しいと思っているので、その意味でこのレシピの構築理念とは方向が違いそうです。

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