SCGOでReid DukeのReanimatorが優勝しました。
どんなレシピになっているかチェックしてみたいと思います。
Deck by Reid Duke
1st place at a StarCityGames.com Legacy Open tournament in Worcester, Massachusetts, United States on 2012-06-10
Mainboard:
8 Creatures
1 《鋼の風のスフィンクス/Sphinx of the Steel Wind(ARB)》
1 《絶望の天使/Angel of Despair(GPT)》
1 《魅力的な執政官/Blazing Archon(RAV)》
1 《不運な研究者/Hapless Researcher(JUD)》
4 《グリセルブランド/Griselbrand(AVR)》
34 Spells
4 《渦まく知識/Brainstorm(MMQ)》
4 《目くらまし/Daze(NEM)》
4 《納墓/Entomb(ODY)》
4 《Force of Will(ALL)》
4 《入念な研究/Careful Study(ODY)》
4 《死体発掘/Exhume(USG)》
3 《思案/Ponder(M12)》
4 《再活性/Reanimate(TMP)》
3 《思考囲い/Thoughtseize(LRW)》
18 Lands
2 《島/Island(UNH)》
3 《沼/Swamp(UNH)》
2 《溢れかえる岸辺/Flooded Strand(ONS)》
1 《湿地の干潟/Marsh Flats(ZEN)》
4 《汚染された三角州/Polluted Delta(ONS)》
4 《Underground Sea(3ED)》
2 《新緑の地下墓地/Verdant Catacombs(ZEN)》
Sideboard:
3 《真髄の針/Pithing Needle(M10)》
2 《トーモッドの墓所/Tormod’s Crypt(TSB)》
1 《魅力的な執政官/Blazing Archon(RAV)》
2 《残響する真実/Echoing Truth(DST)》
1 《大修道士、エリシュ・ノーン/Elesh Norn, Grand Cenobite(NPH)》
2 《虐殺/Massacre(NEM)》
2 《非業の死/Perish(6ED)》
2 《実物提示教育/Show and Tell(USG)》
☆基本構造
釣竿8枚、共鳴者9枚というちょっと変わった構成になっています。
サイド後減らす釣竿を元から少なくしてスロットを空け、その分の安定性のロスは《思案/Ponder》で補っています。
環境に青というかカウンター呪文が多いと釣竿多めも悪くないのですが、多種多様な墓地対策を抜けようとすると釣竿を増やす意味がなくなるのでこのような形になっているものと思われます。
《不運な研究者/Hapless Researcher》はほとんど試したことがないため、共鳴者の枚数に関してはよく分かりません。
《グリセルブランド/Griselbrand》が4積みなので、手札からも落としやすくしているのでしょうか。
ディスラプション11枚と標準的な枚数である10枚よりも1枚多めとなっており、対コンボに強そうに思います。
《目くらまし/Daze》はピッチカウンターである点を評価されて4枚になっていると考えられます。
あとは土地18、ファッティ7の普通の構成です。
フェッチ9枚でReanimatorとしては少し多めですが、《渦まく知識/Brainstorm》と《思案/Ponder》で合わせて7枚もあるので増量されているのだと思います。
☆ファッティの選択
メイン
1 《鋼の風のスフィンクス/Sphinx of the Steel Wind(ARB)》
1 《絶望の天使/Angel of Despair(GPT)》
1 《魅力的な執政官/Blazing Archon(RAV)》
4 《グリセルブランド/Griselbrand(AVR)》
サイド
1 《魅力的な執政官/Blazing Archon(RAV)》
1 《大修道士、エリシュ・ノーン/Elesh Norn, Grand Cenobite(NPH)》
既にお馴染みとなった最強生物の《グリセルブランド/Griselbrand》が4枚というのが特徴的です。
メインは他にRUG Delverに強い《鋼の風のスフィンクス/Sphinx of the Steel Wind》、MaverickやSneak Showに強い《魅力的な執政官/Blazing Archon》、万能除去の《絶望の天使/Angel of Despair》が採用されています。
よくメタゲームに合致した素晴らしい構成で、さすがと言わざるを得ません。
特にメインの《魅力的な執政官/Blazing Archon》はソリューションレベルだと思います。
サイドにも追加の《魅力的な執政官/Blazing Archon》があり、Dredgeなど一部のデッキに強い《大修道士、エリシュ・ノーン/Elesh Norn, Grand Cenobite》も取られています。
一方、《核の占い師、ジン=ギタクシアス/Jin-Gitaxias, Core Augur》と《エメリアの盾、イオナ/Iona, Shield of Emeria》は姿がありません。
しかし、このレシピの構成の場合どうしても必要というわけではないように思うので納得の選択です。
☆サイドボードも含めたディスラプションの選択
メイン
4 《目くらまし/Daze(NEM)》
4 《Force of Will(ALL)》
3 《思考囲い/Thoughtseize(LRW)》
サイドボード
3 《真髄の針/Pithing Needle(M10)》
2 《トーモッドの墓所/Tormod’s Crypt(TSB)》
2 《残響する真実/Echoing Truth(DST)》
2 《虐殺/Massacre(NEM)》
2 《非業の死/Perish(6ED)》
メインボードはオーソドックスな構成で、強いて言えば《目くらまし/Daze》が多めとなっています。
サイドボードには追加のハンデスもカウンターもなく、個性的な構成になっています。
元々追加というより差し替え用だったりしたので、無駄が省かれているとも考えられます。
3枚の《真髄の針/Pithing Needle》はMaverickに強く、《騙し討ち/Sneak Attack》も指定出来る点がナイスサイドといえます。
4枚入ったマスデススペルはReanimatorでは珍しいサイドカードですね。
《非業の死/Perish》は若干重い点が気になりますが、基本地形5枚を含む18枚の土地ならプレイ可能ということでしょうか。
墓地対策を《聖遺の騎士/Knight of the Reliquary》や《漁る軟泥/Scavenging Ooze》に頼りがちなMaverickにはよく刺さります。
《実物提示教育/Show and Tell》も2枚入っており、墓地対策の対策も万全なサイドボードに仕上がっていると思います。
☆自分のデッキと比較
・土地18枚
・《グリセルブランド/Griselbrand》教には入信安定=信者は4積み
・サイドの《虐殺/Massacre》は強い
・ピッチスペルは多いほうがよい
このあたりは正解だったと思われます。
しかし・・・
・釣竿少なめで《思案/Ponder》
・メイン《魅力的な執政官/Blazing Archon》を含むファッティの選択
・サイドの《非業の死/Perish》
これらに関しては辿り着けていなかったです。
デッキ構築は一概に正解・不正解というものでもないとは思いますが、考えもしなかったのはいかがなものか^^;
特にブルーカウントの不足は自分でも気になっていた点としてあるので、《思案/Ponder》の採用を考えなかったのはよくないですね。
とはいえ、、、
《グリセルブランド/Griselbrand》を4積みしたReanimatorが結果残したことについてはドヤ顔でいいですか^^
いえーい、アヴァシン見てるー^^
どんなレシピになっているかチェックしてみたいと思います。
Deck by Reid Duke
1st place at a StarCityGames.com Legacy Open tournament in Worcester, Massachusetts, United States on 2012-06-10
Mainboard:
8 Creatures
1 《鋼の風のスフィンクス/Sphinx of the Steel Wind(ARB)》
1 《絶望の天使/Angel of Despair(GPT)》
1 《魅力的な執政官/Blazing Archon(RAV)》
1 《不運な研究者/Hapless Researcher(JUD)》
4 《グリセルブランド/Griselbrand(AVR)》
34 Spells
4 《渦まく知識/Brainstorm(MMQ)》
4 《目くらまし/Daze(NEM)》
4 《納墓/Entomb(ODY)》
4 《Force of Will(ALL)》
4 《入念な研究/Careful Study(ODY)》
4 《死体発掘/Exhume(USG)》
3 《思案/Ponder(M12)》
4 《再活性/Reanimate(TMP)》
3 《思考囲い/Thoughtseize(LRW)》
18 Lands
2 《島/Island(UNH)》
3 《沼/Swamp(UNH)》
2 《溢れかえる岸辺/Flooded Strand(ONS)》
1 《湿地の干潟/Marsh Flats(ZEN)》
4 《汚染された三角州/Polluted Delta(ONS)》
4 《Underground Sea(3ED)》
2 《新緑の地下墓地/Verdant Catacombs(ZEN)》
Sideboard:
3 《真髄の針/Pithing Needle(M10)》
2 《トーモッドの墓所/Tormod’s Crypt(TSB)》
1 《魅力的な執政官/Blazing Archon(RAV)》
2 《残響する真実/Echoing Truth(DST)》
1 《大修道士、エリシュ・ノーン/Elesh Norn, Grand Cenobite(NPH)》
2 《虐殺/Massacre(NEM)》
2 《非業の死/Perish(6ED)》
2 《実物提示教育/Show and Tell(USG)》
☆基本構造
釣竿8枚、共鳴者9枚というちょっと変わった構成になっています。
サイド後減らす釣竿を元から少なくしてスロットを空け、その分の安定性のロスは《思案/Ponder》で補っています。
環境に青というかカウンター呪文が多いと釣竿多めも悪くないのですが、多種多様な墓地対策を抜けようとすると釣竿を増やす意味がなくなるのでこのような形になっているものと思われます。
《不運な研究者/Hapless Researcher》はほとんど試したことがないため、共鳴者の枚数に関してはよく分かりません。
《グリセルブランド/Griselbrand》が4積みなので、手札からも落としやすくしているのでしょうか。
ディスラプション11枚と標準的な枚数である10枚よりも1枚多めとなっており、対コンボに強そうに思います。
《目くらまし/Daze》はピッチカウンターである点を評価されて4枚になっていると考えられます。
あとは土地18、ファッティ7の普通の構成です。
フェッチ9枚でReanimatorとしては少し多めですが、《渦まく知識/Brainstorm》と《思案/Ponder》で合わせて7枚もあるので増量されているのだと思います。
☆ファッティの選択
メイン
1 《鋼の風のスフィンクス/Sphinx of the Steel Wind(ARB)》
1 《絶望の天使/Angel of Despair(GPT)》
1 《魅力的な執政官/Blazing Archon(RAV)》
4 《グリセルブランド/Griselbrand(AVR)》
サイド
1 《魅力的な執政官/Blazing Archon(RAV)》
1 《大修道士、エリシュ・ノーン/Elesh Norn, Grand Cenobite(NPH)》
既にお馴染みとなった最強生物の《グリセルブランド/Griselbrand》が4枚というのが特徴的です。
メインは他にRUG Delverに強い《鋼の風のスフィンクス/Sphinx of the Steel Wind》、MaverickやSneak Showに強い《魅力的な執政官/Blazing Archon》、万能除去の《絶望の天使/Angel of Despair》が採用されています。
よくメタゲームに合致した素晴らしい構成で、さすがと言わざるを得ません。
特にメインの《魅力的な執政官/Blazing Archon》はソリューションレベルだと思います。
サイドにも追加の《魅力的な執政官/Blazing Archon》があり、Dredgeなど一部のデッキに強い《大修道士、エリシュ・ノーン/Elesh Norn, Grand Cenobite》も取られています。
一方、《核の占い師、ジン=ギタクシアス/Jin-Gitaxias, Core Augur》と《エメリアの盾、イオナ/Iona, Shield of Emeria》は姿がありません。
しかし、このレシピの構成の場合どうしても必要というわけではないように思うので納得の選択です。
☆サイドボードも含めたディスラプションの選択
メイン
4 《目くらまし/Daze(NEM)》
4 《Force of Will(ALL)》
3 《思考囲い/Thoughtseize(LRW)》
サイドボード
3 《真髄の針/Pithing Needle(M10)》
2 《トーモッドの墓所/Tormod’s Crypt(TSB)》
2 《残響する真実/Echoing Truth(DST)》
2 《虐殺/Massacre(NEM)》
2 《非業の死/Perish(6ED)》
メインボードはオーソドックスな構成で、強いて言えば《目くらまし/Daze》が多めとなっています。
サイドボードには追加のハンデスもカウンターもなく、個性的な構成になっています。
元々追加というより差し替え用だったりしたので、無駄が省かれているとも考えられます。
3枚の《真髄の針/Pithing Needle》はMaverickに強く、《騙し討ち/Sneak Attack》も指定出来る点がナイスサイドといえます。
4枚入ったマスデススペルはReanimatorでは珍しいサイドカードですね。
《非業の死/Perish》は若干重い点が気になりますが、基本地形5枚を含む18枚の土地ならプレイ可能ということでしょうか。
墓地対策を《聖遺の騎士/Knight of the Reliquary》や《漁る軟泥/Scavenging Ooze》に頼りがちなMaverickにはよく刺さります。
《実物提示教育/Show and Tell》も2枚入っており、墓地対策の対策も万全なサイドボードに仕上がっていると思います。
☆自分のデッキと比較
・土地18枚
・《グリセルブランド/Griselbrand》教には入信安定=信者は4積み
・サイドの《虐殺/Massacre》は強い
・ピッチスペルは多いほうがよい
このあたりは正解だったと思われます。
しかし・・・
・釣竿少なめで《思案/Ponder》
・メイン《魅力的な執政官/Blazing Archon》を含むファッティの選択
・サイドの《非業の死/Perish》
これらに関しては辿り着けていなかったです。
デッキ構築は一概に正解・不正解というものでもないとは思いますが、考えもしなかったのはいかがなものか^^;
特にブルーカウントの不足は自分でも気になっていた点としてあるので、《思案/Ponder》の採用を考えなかったのはよくないですね。
とはいえ、、、
《グリセルブランド/Griselbrand》を4積みしたReanimatorが結果残したことについてはドヤ顔でいいですか^^
いえーい、アヴァシン見てるー^^
コメント
これのおかげで、Showtell禁止よりもグリセル禁止臭が醸し出してくれればなーと思いますw
元のレシピがとても素晴らしいと思うので、その辺りが解説で伝われば幸いです。
使ってる身としても《グリセルブランド/Griselbrand》は禁止されても文句言えませんw
うまいw
それでは適当に組んでいきますね!
関東でリアニメイトを使っているものなので
解説参考になりました。
こちらではグリセルブランド4にはたどり着けていなかったですが。
リンクさせていただきましたのでよろしくお願いします。
はじめまして!
解説の方読ませていただきましたが、《不運な研究者/Hapless Researcher》は余った《再活性/Reanimate》の使い道なんですね。
リンクお返ししました。
よろしくお願いします。