Coverage of Grand Prix Ghent
Top 8 Decklists
http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/eventcoverage/gpgnt12/welcome#1



デッキリストは上のリンクを参照。
RUG Delverがいない・・・だと・・・。
以下、メモ書き。

ANT
《ギタクシア派の調査/Gitaxian Probe》+《陰謀団式療法/Cabal Therapy》の型。
《炎の中の過去/Past in Flames》と《燃え立つ願い/Burning Wish》のために赤をタッチ。
サイドに4枚の《夜の戦慄/Dread of Night》。

WUB SFM
もはやSwordと付くカードは《剣を鍬に/Swords to Plowshares》のみとなっている(笑)
装備品は謎のいきものと和風のアレ。

UB SnT
2枚の《親身の教示者/Personal Tutor》と3枚の《Lim-Dul’s Vault》で《実物提示教育/Show and Tell》を探す。
出すものは《引き裂かれし永劫、エムラクール/Emrakul, the Aeons Torn》と《大祖始/Progenitus》のみ。
サイド後は各3枚の《苦花/Bitterblossom》と《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor》が入る。

Elves
メインに《背教の主導者、エズーリ/Ezuri, Renegade Leader》が2枚も。
サイドの《散弾の射手/Scattershot Archer》が気になる。

WUb Miracles
《相殺/Counterbalance》搭載。
サイド後のハンデスのために黒が散らされている。

WBG Rock
ナマモノ枠が12枚。
そして《ヴェールのリリアナ/Liliana of the Veil》が4枚。
《Hymn to Tourach》も4枚・・・すごい。

WUr Miracles
サイド後の《赤霊破/Red Elemental Blast》と《硫黄の精霊/Sulfur Elemental》のために赤が散らされている。
メインに3枚の《行き詰まり/Standstill》、4枚の《ミシュラの工廠/Mishra’s Factory》。

Maverick
PW枠が《遍歴の騎士、エルズペス/Elspeth, Knight-Errant》と《情け知らずのガラク/Garruk Relentless》各1枚ずつ。
《エイヴンの思考検閲者/Aven Mindcensor》が2枚も入っている。



UB SnTには結構衝撃を受けた。

各4枚の《思考囲い/Thoughtseize》、《強迫/Duress》、《Force of Will》と3枚の《目くらまし/Daze》という計15枚ものディスラプションがメインから入っている。
よくあるReanimatorやその他のShow and Tellデッキでは10枚、11枚くらいなので、この枚数はかなり多いと言える。

その分は、キャントリップが少なめになっている。
《渦まく知識/Brainstorm》と《思案/Ponder》のみなので、先に挙げた2つのデッキと比べると《入念な研究/Careful Study》や《定業/Preordain》の分だけ少ない。
・・・《入念な研究/Careful Study》はコンボパーツなので純粋なキャントリップではないけど。

気になるのはコンボパーツが《実物提示教育/Show and Tell》4枚のみであるという点だが、そこは2枚の《親身の教示者/Personal Tutor》と3枚《Lim-Dul’s Vault》で水増しされている。
キャントリップが少ない点に目をつぶれば、釣竿8枚~11枚、《実物提示教育/Show and Tell》+《騙し討ち/Sneak Attack》=8枚と同じくらい引きやすいと考えられる。
しかしチューターは性質上カード1枚分損をするという問題がある(それは《納墓/Entomb》にも言える)。

《引き裂かれし永劫、エムラクール/Emrakul, the Aeons Torn》と《大祖始/Progenitus》というチョイスは、なかなか考えられていると思う。
《Karakas》1枚で負けてしまうのはあまりにも悲しいので、《グリセルブランド/Griselbrand》ではないのだろう。
ハンデスで事前に相手の手札を崩せるなら、《引き裂かれし永劫、エムラクール/Emrakul, the Aeons Torn》を出すことの意味は(ヘイストがなくても)大きい。

マナベースはフェッチ9枚、《Underground Sea》4枚、《島/Island》、《沼/Swamp》、《裏切り者の都/City of Traitors》2枚、《金属モックス/Chrome Mox》3枚の20枚。
なぜ《水蓮の花びら/Lotus Petal》ではなく《金属モックス/Chrome Mox》なのか、なぜ2マナランドがこの枚数なのかはちょっと分からない。
ハンデスを使う関係から、有色マナを複数回使いたいということかな?

サイドボードはこのデッキの最も素晴らしいところだと思う。
3枚の《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor》は間違いなく強い。
多分《苦花/Bitterblossom》も強いんじゃないかと思う。
あとは、《すべてを護るもの、母聖樹/Boseiju, Who Shelters All》ってどうなんでしょう。
一部の青いデッキから《不毛の大地/Wasteland》が抜けているし、《実物提示教育/Show and Tell》さえ通せればOKと考えると悪くないのか。

通常のUR Sneak Showと比較すると、ハンデスが使えるという点が優れている。
逆にヘイストで殴れないという点は劣っていて、そのため《Karakas》を筆頭に色々な対策カードに脆くなっている。
そこをカバーするのがハンデスだと思うが、どうしてもパーマネントには泣くことになる。
また《赤霊破/Red Elemental Blast》なども使えないが、それは些細な問題だと思う。

Reanimatorと比較すると、墓地を使わないで済むという点と、出せるクリーチャーがちょっと強力という点で優れている。
Reanimatorもサイド後は墓地に依存しないことが出来るが、それでも16枚以上入った墓地関係のカードすべてを抜き去ることは出来ない。
出せるクリーチャーが本当に強力かは分からないが、少なくとも《引き裂かれし永劫、エムラクール/Emrakul, the Aeons Torn》を出すことは《鋼の風のスフィンクス/Sphinx of the Steel Wind》を出すことよりも勝ちに近いと思う。
劣っている点はメインのキルターンで、対策カードが多く入ってくるサイド後の勝率もそれなりなら問題とはならないだろう。

コメント

アッツー
2012年7月23日8:24

大変面白くよませていただきました

アッツー
2012年7月23日8:24

あ、リンクさせていただきました!

mitsui
2012年7月23日16:12

> アッツーさん
ありがとうございます。
記事の方ちょっと読ませていただいたのですが、赤願いからGrimは確かによく考えられてますね!
リンクお返しいたしました。宜しくお願いします。

ミルミル
2012年7月23日17:12

BWGの解説少な過ぎ&適当すぎるので、ちゃんとやってください♪

mitsui
2012年7月23日17:23

> ミルミルさん
分かる人がやればいいんじゃないですか^^

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