12/23にFF-TCG第2回全国大会が行われました。
幸いにも関西地区の予選で入賞出来たので、はるばる遠征してきました。
交通費支給って素晴らしいです(笑)

今回のフォーマットは新弾Chapter VIII発売直後のスタンダード。
12/14に発売になったばかりのカードが環境にどう影響するかが焦点となります。
前環境のデッキをマッシュアップするのか、全く新しいデッキを一から構築するのか・・・。

後者を選んだ私の使用デッキのレシピは下記の通りです。



デッキ名:Jewels Storm
デザイン:mitsui
フォーマット:Chap. VIII スタンダード

11 FW
3 4弾Eガーネット
3 7弾Sポロム
3 8弾Lガーネット
2 7弾Lティーダ

17 BU
2 グンパ
3 レン
3 セルフィ
2 ミース
1 PRリディア
2 セーラ姫
1 ラザフォード
3 シャントット

19 SU
3 アスラ
3 モーグリ
3 コヨコヨ
2 8弾Sアレキサンダー
3 8弾Sオーディン
3 1弾ヘカトンケイル
2 聖天使アルテマ

3 MO
3 オズマ



TCGをずっとやっておられる方はご存知のTCG界の真理(笑)の一つとして「新しいカードほど強い」ということがあります。
それならば新弾のカードを使わない手はないだろうということで、どう見てもカードパワーが高過ぎる(気がする)Lガーネットに注目しました。
このカードはMTGでいうと《瞬唱の魔道士/Snapcaster Mage》であり《炎の中の過去/Past in Flames》であるという謎の性能を秘めています。
要するにアドバンテージ稼ぎ放題!

環境の予想としては、Chapter VIIまでの限定構築で強かった氷(氷雷、火氷)とユウナ&ティーダ、Chapter VIIIでデブチョコボを得たチョコボあたりが出てくると見ていました。
Chapter VIIIの他のカードではオヴェリアが頭ひとつ抜けて強く、属性で見ても水が得たものが多いという評価でした。
その一方で水属性に不利が付きやすい火属性はカードの強さこそ高いですが、環境的には厳しそうです。
次いで気になったのがジル・ナバートですが、これは構築が難しく大会向きでもなさそうなので早期に諦めました。

このデッキは軽い召喚獣を幻獣で連打することでアドバンテージを稼ぎつつ、ガーネットのパンプテキストによりコンバットを有利に運ぶというコンセプトで構築しています。
そのため召喚獣がかなり多めに入っており、フォワードは最低限の枚数にしています。
以下、各カードの選択理由などです。

・ガーネットのプレイ
基本的には積極的に出していきます。
2コストと軽量なため除去されてアドバンテージを失うことが少ないですし、火力ならサイズを上げてシャクることもできるためです。
しかし基本的には常に場に出しておきたいので、除去に対応で幻獣→アスラとしておき、ブレイク後にアスラを使用して回収するという動きも重要です。
またモーグリなどを連打するため山が切れやすく、早期に打点を入れた方がゲーム展開が楽という理由もあります。
相手が除去出来ないようなら、9k以下のフォワードについてはかなり楽になります。

・その他のフォワードについて
環境的に1弾シャントットと聖天使アルテマが強そうに思えたので、相性がよくカードとしても強いオズマの採用はすぐに決めました。
Lティーダとモルボルは選択で、素のサイズとドローが進む点を評価してLティーダにしています。
ポロムはデッキ的に厳しいエゼルやPRティナなどの対策になりつつ、ODからのコンボが狙えるので入れています。
例えば、レンが出ている状態でスタックの下からポロムOD→モーグリ→コヨコヨ→Sオーディン&Sアレキサンダーと積めば大量のアドバンテージを得ることが出来ます。

・シャントットと聖天使アルテマ
チョコボがそれなりにいると思っていたので、少し多めに全体除去を採用しています。
また、これらのカードは氷絡みにも刺さるタイミングがあり、ゲームを決定付ける役割を持つことが出来ます。
またシャントットについてはデッキ的に厳しい2弾皇帝や前述の召喚獣アンチのフォワードを流すことが可能で、重要です。

・レンとミース
レンはデッキの縁の下の力持ちで、大量に入った1コスト召喚獣が全てタダになるという脅威の性能です。
これは間違いなく3積み安定で、これをサーチするためにミース+グンパコンボも入っています。
1弾Uユウナについては逆に相性があまりよくない感じですね。
ミースは上述のレンのサーチの他にラザフォードのサーチ、シャントットの再利用という役割を持っています。
ラザフォードのブレイブ付与はガーネットのパンプ、ポロムやオズマのSアビリティなどシナジーが多く、2枚あってよかったかも知れません。

・1コスト召喚獣
モーグリ、コヨコヨはデッキを回したり、擬似的に手札を空にして除去を打ったり、幻獣使用の際の基本選択肢としたり、といった用途になります。
光・闇属性のカードがかなり多いため、安定性を保つためには6枚あったほうがよさそうです。
アスラはガーネットやポロムの回収が主目的で、幻獣で何か+アスラと選ぶことで幻獣の連打が可能です。
除去については正直ちょっと枚数を取り過ぎた感がありますが、それぞれ除去したい対象がいるためこんなものかと思います。

・ヘカトンケイル
コントロール寄りのデッキに対しては、相手のキーカードがバックアップであることが多いので強く使うことが出来ます。
連打時の強さも3コストとしては最強だと思うので、軽くはないですが採用しています。
また速いデッキに対してもバックアップ0枚まで追い込んで引導を渡すという役割が持てます。

→入れなかったカード
Sリディアは全体除去(主にSパロム)を気にして入れなかったのですが、数枚入れてみてもよかったかも知れません。
細いのは問題になりますがデッキ的に相性はよさそうなので、試してみる価値は大いにあると思います。
一方、太さを求めるなら8弾サラマンダー(FW)は一考の余地があります。
召喚獣ではアトモスも候補でしたがコストの軽さを重視してヘカトンケイルが優先されました。
他にはフェンリル、6弾ヘカトンケイルあたりはよさそうかも知れません。
5弾タイタン、コカトリスなどの構える系のカードは微妙で、能動的に使っていけるカードを優先しています。
あと、ブラネ+ミースはもっさりするのでやめました。



デッキについては以上です。
実際の大会での様子は次の記事にて書きたいと思います。

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